『がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン』(2005)

監督: リチャード・リンクレイター 
出演: ビリー・ボブ・ソーントングレッグ・キニアマーシャ・ゲイ・ハーデン 他

 
がんばれ!ベアーズ ニュー・シーズン スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
  
【あらすじ】かつてはマリナーズのピッチャーとしてメジャーリーグのマウンドを経験したこともあるバターメイカーだったが、いまでは害虫駆除の仕事をしながら酒に溺れる毎日。そんな彼に、少年野球チームのコーチの依頼が舞い込む。まるでやる気はないものの、小遣い稼ぎにと引き受けたバターメイカー。ところが“ベアーズ”は、想像を絶する弱小チームだった。メンバーはいずれ劣らぬ個性派ばかりだったが、野球の技術はお粗末そのもの。案の定、初戦で大敗を喫し、ついにバターメイカーも重い腰を上げる。そして剛速球を投げる娘のアマンダをなんとかチームに引き入れることに成功する。
  
76年にウォルター・マッソーテイタム・オニールの主演で大ヒットした「がんばれ!ベアーズ」をリメイク。
 
オリジナルの「がんばれ!ベアーズ」は、ぼくが小学生の頃、大ヒットしていまして、テレビでもしょっちゅう放送していました。
あんまり日本でうけちゃったもんだから、シリーズ第三弾『がんばれ!ベアーズ大旋風 (1978)』なんか、遂に海外遠征ってことで日本に来ちゃうしね。
欽ちゃんの「家族対抗歌合戦」とか出ていたような気がします。
 
そんな作品のリメイクを大人になったぼくが小学生の息子と一緒に観ることになるなんて、なんか感慨深いなぁ・・・と思ってみたりして。
   
まあ、そんなことは置いといて。
このニューシーズンですが、劇場公開時は思ったより話題にならなかったけど、結構楽しめる作品ですよ。
オリジナルに忠実で、それでいて巧く崩さぬよう今風にリメイクしていると思うし。
かと言ってぜんぜん古さを感じさせない。
あ、これはもとのオリジナルが良いからなのかな。
試合シーンで流れるビゼーの「カルメン」を聞いた時は、ちょっと感動したなぁ。
 
ビリー・ボブ・ソーントンの監督も思っていたよりかなり良い。
見る前はオリジナルと比べてちょっと不安もあったのだが、今は断然彼でヨカッタと思っている。【70点】
  
 
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