『0:34 レイジ 34 フン』(2004)

監督: クリストファー・スミス
出演: フランカ・ポテンテショーン・ハリス、ヴァス・ブラックウッド 他

  
0:34 レイジ34フン [DVD] 
      
【あらすじ】イギリス、ロンドン。ファッション業界で働くケイトは、彼女に気があるらしいガイを避けるためパーティー会場を抜け出して地下鉄のチャリング・クロス駅へとやって来た。そして深夜0時34分の最終電車を待つ間ベンチに腰掛け、ついうたた寝をしてしまうケイト。やがて気が付いた時には、終電はすでに出た後だった。さらに、彼女は駅から出ようとするも人影はなく、出口は外からシャッターが下ろされていた。するとその時、もう来ないはずの電車が到着する。ケイトは疑問を抱きながら、その電車に乗り込むのだが…。
 
「近年では良く出来た方のホラー作品だ」などとも聞きますが・・・はたしてそうかな。
そう思う人にはどんだけホラー見ているんですかね?と聞きたいなぁ。
というのもアレもコレもどっかでみたような、予想範疇バリバリの展開なんですけど。
それが全部悪いとは言いませんが、ホラー作品を見ていて思うイライラなところばかり真似ているところが頂けない。
 
たとえば、何度も殺人鬼を殺すチャンス・・・まあ殺さなくても身動きできないように出来るチャンスがあるというのに逃げ出してしまうヒロイン。
そこでホントに殺したら話終わっちゃうけど、もうちょっとそう感じさせない展開に考えて欲しいんですよね。
どんなに走って逃げても、殺人鬼は近道を知っているのか、はたまた足が速いのかわからないけど、すぐ追いついちゃったり先回りしちゃったり・・・
そうならないように、もうちょっと考えて欲しいんですけど。
 
それとコノ殺人鬼、まったくなんだかわからない。
その暴れっぷりは、とてもいつもやっているようには見えないし
(だってこんだけバリバリに形跡残すような暴れ方じゃ絶対話題になっちゃうもん)
それだったら今回はどうしてこんなに大暴れしたのかな?
「全部説明して」とまでは言わないけど、もうちょっと想像するのにヒントが欲しいな。
ココまでわからないと、ただの手抜きとも思えてしまうんですけど。
 
とは言え、地下鉄駅構内の蛍光灯の白とトンネルなどの黒によるコントラストはちょっと気味が悪いところは良いかも。
テンポもわりと良いとも言っておく。
  
それにしてもヒロインのフランカ・ポテンテは厚化粧?でオカマっぽいというか、安い売春婦というか・・・
中盤に下水の汚水で化粧が取れてからの顔の方がまだ見れる。【50点】
   
     
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