『フライトプラン』(2005)

監督: ロベルト・シュヴェンケ

出演: ジョディ・フォスターピーター・サースガードショーン・ビーン
    マーリーン・ローストン  他

 

    
【あらすじ】夫を事故で亡くし深い悲しみに暮れる航空機設計士のカイル。彼女は夫の遺体を引き取り、6歳の娘ジュリアと共にジャンボジェット機で帰国の途上にあった。ところが、飛行中の機内でジュリアが忽然と姿を消してしまう。しかし乗客はおろか乗務員の誰一人としてジュリアを見た者はいなかった。さらには搭乗記録すらも存在しなかったことが判明する。それでも必死にジュリアの行方を捜すカイルに対し、乗務員がFAXで送られてきた情報を伝える。それによると、ジュリアは夫と一緒に亡くなっていたのだった。すべては精神的ショックが原因の妄想だったのか・・・。
 
飛行中の航空機内で娘が誘拐?もしかしてヒロインの妄想なのか、それとも何かとんでもない陰謀が?
気になりますよねェ、若干『フォーガットン』なんかを思い出しちゃいますが。
 
まあ、普通に面白い作品でしたけど・・・って、出た”普通に面白い”って微妙な言葉。
説明しますと単純に面白い、それなりに楽しめたって事なんですけどね。
でも、それ以上のものがないんですよね。
「何か心に残る」「何度も見たい」「DVD出たら買おうかな」
そんな気持ちが沸かない作品が、僕に言わせると”普通に面白い”ってわけです。
 
中盤、慌てふためくヒロイン、態度の悪い乗務員にはややイライラさせられました。
特にヒロインは、他のお客にしたらエライ迷惑なヤツですよ。
僕にも幼い娘が居りますしね、娘が消えたのに乗務員があんな態度とられたら、それはジョディさんもあんな風になるかもしれない。
でも犯人扱いされたアラブ人?はかわいそう過ぎますよ。
しかも、さんざん疑われたのに、また優しく近寄ってきたアラブ人に謝りもしないヒロインって酷いなぁ、と思うんですけど・・・。
 
何だか、コレを書いているうちに、ヒロインにムカついてきたけど、まあ謎が判明してからのテンポの良さでチャラって感じにしておきます。
ツッコミたいところも多々ありますが、この程度のことでゴチャゴチャ言っていたら映画なんて見ていられませんって程度ですし、全体的にはそれなりに見れる作品ということで。【50点】
  
 
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