『ザ・ベイビー/呪われた密室の恐怖』(1972)

監督: テッド・ポスト
出演: 出演: フレデリック・スタフォード、マッシモ・コルセッティ、ダグマー・ラッサンダー 他

 

 
【あらすじ】福祉施設に勤めるアンは、肉体的には何の異常もないのに、知能が2歳で停止している21歳の男の子がワーズワース家にいることを知る。“ベイビー”と呼ばれるその男の子を担当したかつてのソーシャルワーカーたちは、すべて職務放棄か行方不明になっており、不審に思ったアンは志願してワーズワース家の担当になるが…。
 
この青年はそれまで、何も教育も受けず、オムツを着け、知能・精神ともベイビーのまま育てられたってわけです。それは彼を溺愛する母親と姉たちの仕業であり、彼に近づく女性は全て、彼女たちに殺されていた・・・って、話なんですね。この母親と姉たちのが怖いわけですが、実は青年を助けに行くソーシャルワーカーのアンがまたその上行く怖さを持っているんですねェ。
<<ネタバレ>>このソーシャルワーカーのアン。襲ってくる母親と姉達を全員殺して、青年を救出し、自分の家に連れていく。そこには交通事故による脳障害のため、まるでベイビーのように振る舞う、彼女の夫がいた。「これで遊び友達ができたわね」と笑う彼女の横で、オムツ姿でじゃれあう二人の男達が・・・と、こんな感じ。なかなか衝撃的なラストで、インパクトはかなりのものですよ。
 
ちなみにコレ、Gyaoの吹き替えで見たんですけど、知能が2歳で停止している青年の声に、本物の赤ちゃんの声を当てているってのが、ちょっとやりすぎで笑えます。
 
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