『悪魔のいけにえ2』(1986)

監督: トビー・フーパー
出演: デニス・ホッパー、キャロライン・ウィリアムズ、ビル・ジョンソン

悪魔のいけにえ2 [DVD]
 
テキサスチェーンソー大虐殺から十数年、あの殺人鬼一家は生きていた。あの事件で彼らに甥を殺されたと思っているテキサス・レンジャーのレフティ・エンライトは今なお執念深く殺人鬼一家の行方を追っていた。そんなある日、ラジオ番組に電話をかけてきた2人の若者がレザーフェイスに襲われる。DJのストレッチは電話の向こうで聞こえる事件の音をテープに録音しレフティに聞かせようとするのだが・・・。
 
今回でえーと・・・3,4年ぶり3度目の鑑賞になります、この作品。
はっきり言ってしまえば、前作の『悪魔のいけにえ』には遠く及ばないできである。まあ、前作が凄すぎるのでコレは仕方が無いと言えば仕方が無いことなのだろうけど。なんせ、前作はフーパー監督のデビュー作としてのパワー、低予算にオールロケなど、いろいろな要素が組み合わさって出来た奇跡の作品と言っていいからね。
ですから、続編と考えなければ、かなり出来のイイホラーだと思うんですよね。
レザーフェイスとその一家の気持ち悪さ何か、変な言い方するけど素晴らしいですよ。
この作品の目玉と言えば、ホッパーが演じるレフティレザーフェイスの電動ノコギリによるチャンバラが挙げられるだろう。小型電ノコの二刀流ってのもカッコよかったなぁ。
 
でも、この作品で一番好きなシーンはレフティが電ノコを買って店の前の丸太で試し切りするところ。
この時、店のおじいちゃんが最初は電ノコを3つも買うレフティを変な目で見ていたんだけど、丸太をメチャクチャに切るレフティを見て、だんだん笑顔に変わっていんですよ。
そして「いや〜こりゃなんとも勇ましい」(だったかな?)って言うこのシーン大好きなんですよねェ〜。