『シャーク・ハンター』(2002)

監督: マット・コッド
出演: アントニオ・サバト・Jr、クリスチャン・トゥラーリ 他
 
 シャーク・ハンター [DVD]
 
20年前、セイリング中に両親を巨大なサメに奪われたスペンサー、現在は深海底のエキスパートになっていた。ある日、マリアナ海溝の深海研究所が何者かに破壊された事件を究明する為、スペンサーの現地に急行。調査をすると現場にとてつもなく大きいサメの歯を発見する。
 
いや〜幾多のサメモノ映画を見てきましたが、どいつもこいつもスピルバーグの「JAWS/ジョーズ(1975)」に遠く及ばずでありまして・・・いや、けしてすべてが「ツマラン!」「クソだ!」「死ね!」って作品ばかりではありませんでしたけどね。違った意味で楽しめたとか、暴走してるところが面白いとか、そんなのばっかりだった気がするんですよね。
しかし、この「シャーク・ハンター」は、以外にシンプルで、それほどむちゃな設定でもないのに面白かった。そんなもんで、見ているとあっという間に時間も過ぎてしまう。「凄い、こんなサメモノ映画が、まだ作られているなんて!」と、途中思ってもみたのですが、終わってから、よくよく考えてみると、これいちをサメモノではあるけど、深海が舞台なもんで「リバイアサン」とか「デプス」とか、いいとこをだすと「アビス」みたいな深海モノの要素が大部分を占めて、純粋なサメモノとも言いがたいなぁ、とも思う。
*ココからかなりネタバレです
そして、ラストがもったいないんですよねェ。魚雷でみんな吹っ飛んじゃうのってどうなの?今まで助かる為に必死でした事がみんな無意味じゃないですか!最後に残ったスペンサーもサメと相打ちって・・・。
なんかテレビドラマ「霊能者アザース」思い出しちゃったよ。あー「霊能者アザース」見たい・・・。
 
 

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