『ボーン・スプレマシー』(2004)
監督 ポール・グリーングラス
原作 ロバート・ラドラム
出演 マット・デイモン、フランカ・ポテンテ、ジョーン・アレン
前作から2年、ボーンとその恋人マリーは、インドのゴアで幸せに暮らしていた。しかし、そんなボーンを探す一人の怪しい男。同じ頃ベルリンでCIAの女性諜報員パメラ・ランディらは、内部で起きた公金横領事件を調べていたが何者かに襲撃され、関係資料を奪われてしまう。そして事件現場にのこされた指紋を照合した結果、指紋はボーンのものだった・・・。
ボーンのアクションシーンはM・デイモン本人がこなしているそうです。
この作品、前作「ボーン・アイデンティティー」もそうなんだけど、とにかく手法というか作りが古いんですよね、良く言えばシンプルとも言えなくもないですが・・・。
それでも前作は、CG当たり前&度派手が支流のアクション映画界の中で、かえってそのシンプルさが新鮮に感じたし、記憶喪失で体が勝手に動いて敵をやっつけてるとか、面白味があったんですが今回はその辺が無いに等しい。
もうひとつの売りとも思えるリアルなアクション、こちらは健在で細かいところでプロっぽい芸を幾つか見せてくれます。
クライマックスのカーアクションもなかなか見ごたえありますたね。
ただ爆弾に残された指紋なんですけど、そんな優秀なスパイがそんなミスするかどうか、もっと早く気づかないかなぁ・・・とも思えたんですけどね。