『ひばりの三役 競艶雪之丞変化 前後篇』(1957)

監督  渡辺邦男
脚本  渡辺邦男中田竜雄
出演  美空ひばり 、宇治みさ子 、北沢典子
     丹波哲郎坊屋三郎
 
競艶雪之丞変化 [DVD]
  
土部への仇討ちの計画をお初(宇治みさ子)に知られた雪之丞(美空ひばり)。
弱みを握ったお初は、土部への密告をチラつかせて雪之丞を口説きにかかる。女性であることを隠している雪之丞は窮地に陥るが、義賊・闇太郎(美空ひばり)に助けられるのだった。
一方、土部の娘・浪路(北沢典子)は雪之丞への恋心から家出してしまう。将軍家への不義理という許されざる行為に怒る土部。恨みの矛先は雪之丞へ向かい…。
これまで度々映画化された三上於菟吉の小説『雪之丞変化』を原作にした時代劇。
 
感想は後ほど・・・
 
話は変わるが、古い映画を観ていて思うのだが、それが映画史に残るような映画でなくても、面白いモノが多いような気がする?はずれが少ない?そんな気がするんですが、わたしだけ?
まあ、そんなこと言えるほど古い作品を観ているとも言えないのですが(汗。
 
そんな時、映画評論家の北川れい子さんがこんなことを言っていた。
「旧作には物語や技術的なこととは別の、時代、風俗、風景etc、現代から消えたたくさんの真実が、付加価値化しているからだろう」
うーん、まあ、それもあるのかなぁ、でも、それだけではない気もするんだが・・・。