『ARAHAN アラハン』(2004)

監督： リュ・スンワン
出演： リュ・スンボム、ユン・ソイ、アン・ソンギ、チョン・ドゥホン　他
　　

　　　　　　
【あらすじ】人一倍の正義感の持ち主ながら、ケンカにめっぽう弱くて要領の悪いドジな警察官サンファン。ある時、ひったくり犯を追いかけていた彼は、拳を修行する女性イジンと出会い、彼女が誤って放った技を受けてしまう。気絶したサンファンは、イジンによって“七仙”と呼ばれる達人たちが暮らす道場に担ぎ込まれる。サンファンは達人から彼が並はずれた“気”を内に秘めていると言われ、強くなりたい一心で修行を始める。しかしその矢先、元“七仙”で、戒律を破ったために地下に封印されていた邪悪な拳の達人フグンが復活、七仙たちを次々と倒していくのだった。
　
『火山高』あたりからはだいぶ進化というか成長が見られるが、まだまだ真似事の域から脱していない。
前々から思っていたのだが、韓流カンフーってただの香港アクションの真似としか見えないんですけど、もともとこんなものなのだろうか。
まあ、韓国のアクションがもともとこのようなものだとしても、香港アクションに見慣れていると、あまり面白味が無い。
クライマックスの戦いなどは、さほどの目新しさも凄さも無いのにやたらと長いのはいかがなものか。
　
主演のリュ・スンボムが話が進むにつれての変化はなかなか良いかも。　
それと日本語吹き替え版を劇団ひとりがやっているのが話題になったが、これは意外にあっていると思う。
ってか、吹き替えで見た方が楽しめるかも。【５５点】
　　　
　　　　　　
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