『スパルタンＸ』(1984)

監督： サモ・ハン・キンポー
製作総指揮： レイモンド・チョウ
出演： ジャッキー・チェン、ユン・ピョウ、サモ・ハン・キンポー 他
　　　
　
　
【あらすじ】スペインのバルセロナ。とあるパン屋の２階に下宿するトーマスとデビッドは、町なかの公園広場にキッチン・カーを止め、ハンバーガーやコーヒーを売って日々暮らしていた。今日もスケートボードを軽快に乗りこなして注文を取るトーマスと、料理をこなすデビッド。彼らのもとに、ある日突然シルビアという女性が助けを求めて逃げ込んできた。そんな彼女を追う謎の男たちの目的は？そして彼女の正体は？
　
「プロジェクトＡ」に続いてジャッキー・チェン、ユン・ピョウ、サモ・ハン・キンポーの中国戯劇学院トリオで贈る本作。この頃はジャッキー出演作がやたらと日本公開されていて、同じ時期に違うジャッキー作品が２つ平行して公開されていたり、テレビでも、しょっちゅうジャッキー作品が放映されていたりと、まさにジャッキー人気の絶頂期だったと思います。
この作品で見どころの一つ、いや最高の見どころといえば、クライマックスのジャッキー・チェンとマーシャルアーツチャンピオンであるベニー・ユキーデとの１対１での対決シーンでしょう。演出なしの本物の格闘だけあってその迫力には並ではない。数あるジャッキー出演作の中でも１，２を争うほどの名勝負と言っていいだろう。この対決を観る為だけにこの作品を観ても決して損ではない。
話の方はベタでお馴染みのジャッキー作品の中でも上位に来そうなくらいベタベタな話です。が、それだけにスケボーバトルにカーチェイスなど、アクションのツボはシッカリ抑えています。
　
ちなみに昔、『スパルタンX』のファミコンを良く遊びました。内容は明らかに違いましたがね。

　　
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