『スポンティニアス・コンバッション/人体自然発火』(1989)

監督: トビー・フーパー
出演: ブラッド・ドゥーリフ、シンシア・ベイン、ジョン・サイファー他

  
スポンティニアス コンバッション?人体自然発火? [DVD]
 
【あらすじ】55年、ブライアンとペギー夫妻は水爆実験場でシェルター内における人体の放射能に対する耐性をあげる実験に参加した。計画は成功、その後ペギーは妊娠が判明。両親の愛を一身に受けた赤ん坊が生まれた8月6日、ブライアンとペギーは自らの肉体の内部から火を噴き絶命した。それから数十年後、その時の赤ん坊は大人とり、普通に生活していたのだが・・・。
 
 
タイトルからもわかると思うが、世界の七不思議”人体自然発火現象”をテーマにしたトビー・フーパー監督作品。コレを始めて見たのは十数年前。ぶっちゃけ”人体自然発火”と”トビー・フーパー”この二つのキーワードだけで見ました。それで当時の記憶では結構面白かったんですよね。で、何を血迷ったかDVD買ってしまったんですよね。で、買ってから数年間未開封のままほったらかしだったんですけど、この度久々に再見したら・・・。あらあら、こんなだったかな?まあ「つまらん!」とは、言いませんけど、言ったら言ったで買ってしまった自分がミジメだし。

放射能と謎のワクチンの影響で人体発火とは、いくら製作が89年といえ、その頃でもとことん使い古されたB級設定であることには変わりはないですね。人体発火の特撮も当時は結構いけてると思ったんですけどね。今見ると、ちょっと、あれですわ。
 
何だかんだ言っても、監督トビー・フーパーをわたしは見捨てない。
いつか悪魔のいけにえを越える傑作を撮ってくれると信じている・・・無理かな。
 


ちなみに「悪魔のいけにえ」の本編が収録されているDVDは、1998年に出たモノが絶版になって以来、権利上の問題とか権利権の値段が高いとかでDVD化されておりません・・・残念。